news

次亜塩素酸水を増産 メディカルアート、除菌用に

メディカルアート(金沢市)は、ノロ・インフルエンザウイルスの感染予防対策商品である次亜塩素酸水の増産に乗り出す。除菌を目的とした需要が高まっており、8月から1日当たりの生産量を約8倍の50トンに増やす。

次亜塩素酸水はさまざまな細菌やウイルスに殺菌効果を発揮し、化学合成物質を使用していないため口や目に入っても人体への影響はないとされる。同社の商品「スーパーメディカルジア」は除菌水として、手指の除菌や清掃、空中散布用に販売している。

現在は工場の2ラインで生産しているが、引き合いが増えていることから3ラインに増設し、全自動化装置も導入して生産体制を強化することにした。

事業所用の空中散布のサービスは200セット限定で、噴霧器1台、500ミリリットルのスプレーボトル1本、詰め替え用の次亜塩素酸水20リットルを合わせて1万8300円(税別)となる。

大嶋三郎社長は次亜塩素酸水について、濃度と製造年月日が明記され、遮光性の容器に入った製品を選ぶべきと指摘した上で「光に弱く、消費期限がある点に注意してほしい」と強調した。

引用元:Yahoo!ニュース