【大分】新型コロナウイルスの感染予防で、車両型の小型無人機(ドローン)を使って消毒液を散布する取り組みが19日、大分市の府内五番街商店街であった。試作機を含む2台が約400メートルの通りを往復し、路面やベンチに薬剤を吹き掛けた。
同商店街振興組合と県ドローン協議会が実証実験を兼ねて実施した。産業用ドローンの開発を手掛けるイームズジャパン(同市)が、農薬散布用の1台と新たに製作した小型車両1台を用意。微酸性電解水200リットルを無線操縦でまいた。
振興組合の安達了剛(としたか)理事長(47)は「各店舗や客、仕事で通る人たちら皆さんの感染予防に役立てばうれしい」と話した。
同社によると、新開発の車両は長さ約110センチ、幅約80センチ。幅を約60センチまで小型化でき、施設内でも利用可能。自動操縦に対応し、既に県外の企業から引き合いが来ているという。
溝部弘之社長(49)は「思ったより広く散布ができた。少人数で作業ができる利点は大きい。私たちにできることがあれば喜んで協力したい」と述べた。
引用元:大分合同新聞
厚生労働省 2002年6月10日
官報第3378号
微酸性次亜塩素酸水
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