厚生労働省 2002年6月10日
官報第3378号
微酸性次亜塩素酸水
規格・基準 -準拠-
このたびの新型コロナウィルスに罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けられている全国の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。微酸性次亜塩素酸水アクアプロガードをご購入・ご利用いただいております皆様には迅速にお手元へお届けできます様、十分な供給に努めてまいりますので、引き続きご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
ー 次世代型機能水アクアプロガード ー
その機能は除菌力+消臭力+安心力
微酸性次亜塩素酸水アクアプロガードは日本の新技術によって最も水に近い性状で電気分解生成装置から生まれました。
「微酸性」という水の中での最も次亜塩素酸(HClO)が安定した領域での強い殺菌力は細菌類の細胞膜・タンパク質・DNAを傷つけ、破壊する作用を持ち、さらには臭い原因とされるカビ、ウイルス、雑菌などの微生物を殺菌することにより臭いの分子の根源を絶つチカラを持っています。
最も人の素肌にやさしい微酸性領域は、まさに赤ちゃんやペットにやさしく、自然環境にも配慮された安心してご使用いただける次世代型の機能水です。
人と環境にやさしく」「本当の安心と安全」を備えたアクアプロガードをぜひ皆さまの生活空間にお役立てください。
ー 厚生労働省認定/規格・基準:準拠 ー
人の健康を害する恐れがないということで(2002年6月10日官報第3378号)厚生労働省は微酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水)を食品添加物として認可指定しました。
安全性の高い微酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水)は今や食品衛生管理には欠かせない機能水として各企業様や医療、介護、水産、農業など様々な分野で取り入れられており、「人を守る」という今や欠かすことのできない高い殺菌効果をもつ機能水といえます。
ー 微酸性である必要性 ー
理由は人の素肌にやさしいというだけではありません。
本当の理由は微酸性の領域は次亜塩素酸が安定して水の中で存在できることにあります。
次亜塩素酸が安定していると強力な除菌力をもちます。
ただ非常にデリケートな性質の為、少し酸性にすると塩素ガスとなって空気中に逃げ出し、逆にアルカリ性にすると殺菌力の弱い次亜塩素酸イオンというものに変化します。
つまり微酸性の安定域こそが強い殺菌力としての大きな成分の差をつけてしまうということなのです。
微酸性のもう一つの特徴として塩素の残留性もほとんどなく、次亜塩素酸ナトリウムで問題となっているクロロホルムの生成量もほとんどないことが自然環境に優しいという大きなテーマにつながっていくというところにあります。
次亜塩素酸水には微酸性の他に弱酸性次亜塩素酸水、強酸性次亜塩素酸水があります。
同じ次亜塩素酸水ですが微酸性次亜塩素酸水は残留性が少なく、食材への影響がほとんどないため、食材由来の様々な食中毒の原因となる微生物に対して食材の品質を損なうことなく高い殺菌効果を発揮します。
弱酸性次亜塩素酸水及び強酸性次亜塩素酸水と微酸性次亜塩素酸水を混同し、同じ次亜塩素酸水として表示しているサイトもありますので注意が必要です。
ー 高い除菌効果のメカニズム ー
厚生労働省「次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料」では、「次亜塩素酸(HClO)の殺菌力は次亜塩素酸イオン(OCl-)より約80倍高いといわれています。
したがって、次亜塩素酸水は、次亜塩素酸の存在比率が高いため、次亜塩素酸ナトリウムよりも高い殺菌活性を示す」と説明されており、ノロウイルスや様々な細菌に対する高い効果についても評価されています。
また新型肺炎コロナウイルス(COVID-19・SARS-CoV-2)にも効果が期待できるという理由はすでに効果が解明されているインフルエンザウイルスと、コロナウイルスが共通したエンベロープ蛋白の構造 (膜状)であることから、次亜塩素酸水が持つ有機物(蛋白質)に触れることにより、それらを破壊し増殖機能を絶たせるというところからきています。
ー 選ばれる理由は除菌力の高さと安全性の高さ ー
ー水中の有効塩素の存在比率の高さがポイントー
微酸性次亜塩素酸水の大部分は殺菌効果が高い次亜塩素酸で構成されているため、無駄が少なく、効率よく殺菌できます。
またpHが4以下になると塩素ガスが発生しやすくなり、臭いやサビの問題に繋がりますが、微酸性電解水はpH5.0~6.5なので、安心して使用できます。
次亜塩素酸の比率が高く、低濃度(10-30ppm)でも威力を発揮します。
塩素臭・サビ・カビの心配もなく、皮ふ刺激やニオイも少ないのが特長です。
味や臭いがほとんどなく、見た目は普通の水のようですが、細菌・カビ菌・ウイルスにすばやく除菌、殺菌効果を示す微酸性次亜塩素酸水。
食品の調理器具の除菌、ノロウイルス対策など様々な用途に使用でき、新型コロナウイルス対策としても注目されている微酸性次亜塩素酸水。
それがアクアプロガードです。
スプレータイプ
内容量:500ml
スプレーボトル
定価:2,000円【税抜】
大容量タイプ
内容量:10L
バックインBOX
定価:8,000円【税抜】
-ご使用上の注意-
・直射日光を避け、保管ください。
・除菌効果が損なわれる場合があるため、他の容器に移し替えないでください。
・本製品は飲料用ではありません。
・本製品は洗浄剤ではありません。汚れがある場合、洗浄してご使用ください。
ー 微酸性次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性 ー
微酸性電解水と次亜塩素酸ナトリウムを下記表の項目について比較し、化学的酸性かアルカリ性かという存在状態の違いはあるがpHを変化させることによってUVスペクトルの吸収極大が変化し、どちらとも酸性では230nm付近にアルカリ性では291~294nmに吸収極大が現れる性質を持っています。
次亜塩素酸ナトリウムは吸収極大が塩酸を加えていくことによって酸性化していくとだんだん低くなりますが、微酸性電解水は水酸化ナトリウムを加えていくと吸収スペクトルの変化パターンは全く同じであると実証されています。
微酸性電解水(次亜塩素酸水) | 次亜塩素酸ナトリウム | |
---|---|---|
濃度 | 使用濃度 | 高濃度 |
有効塩素濃度 | 10~80ppm | 100~10,000ppm |
化学的性状 | 酸性 | アルカリ性 |
主生成分 | 次亜塩素酸 | 次亜塩素酸イオン |
UVスペクトル | 酸性で230nm付近に吸収極大 アルカリ性で294nmに吸収極大 | 酸性で230nm付近に吸収極大 アルカリ性で294nmに吸収極大 |
手荒れ | 少ない | 多い |
環境負荷 | 少ない | 多い |
トリハロメタン | 生成なし | 生成あり |
※参照:次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料
微酸性電解水と次亜塩素酸ナトリウムを比較すると同類性が見られますが、化学的性状は酸性とアルカリ性に区別され、有効塩素濃度は大きな差があります。
アルカリ性で手荒れのおそれがある為、手袋が必要な次亜塩素酸ナトリウムに対し微酸性電解水は人の肌のpHと同じ範囲であることから手荒れや環境負荷が少なく、低濃度でも高い除菌効果を発揮することがわかります。
ー 微酸性次亜塩素酸水はこんな場所に使えますー
外出中や帰宅したときの手洗い、風邪予防や子供の毎日の手洗い習慣で除菌効果を高めます。
飲食店、ホテル、食品工場などのO-157やノロなどのウイルス対策にはもちろん、野菜などの食材自体の除菌から器具まで。また切り花の水などにも使用いただけます。
厨房内の機材や器具の除菌、冷蔵庫内の除菌消臭などあらゆる衛生管理にご使用いただけます。
保育園や幼稚園、小学校など小さお子様を預かる教育施設内の空間や使用器具道具などの除菌に。
赤ちゃんが咥えたり触るおもちゃやドアノブ、手すり、冷蔵庫内、食器類、お風呂、排水口や散歩後のペットの手足被毛の除菌。気になるタバコの消臭などにも使用いただけます。
待合・受付・診察スペース・食堂などの衛生管理や器具の除菌にご使用ください。
美容室内・待合スペースの衛生管理やお客様の髪の毛に毎日触れる手指の除菌に。
爪のケア中やケア後のばい菌や汚れ予防などの衛生管理はもちろん、プッシャーやブラシの除菌にも。
大切なペットの感染症予防や衛生管理。手足や被毛の除菌・消臭、除菌やゲージなどの除菌に。
塩酸を無隔膜電解槽で電気分解し、全量を水で希釈して調整します。
微酸性電解水の製造工程は濃度調整された塩酸(原液)は塩酸タンクに保持されており、そこから原液ポンプで電解槽に供給されます。
電解槽には耐食性の電極が内臓されており、直流電流が掛けられ電気分解されます。